シーズン終盤なのに……いまだ一軍未出場のセ・リーグの30代選手8人!

9月も中旬に入り、セ・リーグではヤクルトの青木宣親(日向出身)、阪神の秋山拓巳投手(西条出身)など名選手の引退が報じられている。

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この時点でまだ一軍の試合に出場していない選手がいる。そのなかで30歳以上の中堅からベテラン選手は誰がいるのだろうか。

巨人は近藤大亮(浪速出身)、鈴木康平(千葉明徳出身)の2人が未登板。鈴木は昨シーズン33試合に登板したにも関わらず、今シーズンは声がかかっていない。今シーズンから加入した近藤は、二軍で39試合(35.2回)に登板しており防御率4.09。しかし奪三振の数は投球回数を超える41個と奪三振力は健在だ。

セ・リーグの首位を走る広島は、戸根千明(石見智翠館出身)、岡田明丈(大商大高出身)の2人が該当する。岡田は7月に育成契約から支配下契約へと返り咲いた。かつてのように先発としてではなく中継ぎとして起用されており、二軍では24試合(24回)の登板で防御率1.88と安定。シーズン終盤での一軍昇格を目指している。

引退を表明した阪神の秋山は3度の2桁勝利経験があるが、今シーズンは二軍暮らしが続いた。ここまで二軍では17試合に登板し74回を投げ防御率4.62。限界を感じるのも致し方ない成績だ。

その他ではDeNAの大田泰示(東海大相模出身)、中日の加藤翔平(春日部東出身)、ヤクルトの三ツ俣大樹(修徳出身)、3人が該当する。いずれも生え抜きではなく外様というのも興味深い。

<セ・リーグで30歳以上の一軍未出場選手>

秋山拓巳(阪神)

戸根千明(広島)

岡田明丈(広島)

大田泰示(DeNA)

近藤大亮(巨人)

鈴木康平(巨人)

三ツ俣大樹(ヤクルト)

加藤翔平(中日)