大金星目前から同点、サヨナラ負け。東海大相模を追い込んだ公立校屈指の左腕は「勝たないと自信になりません」

<令和6年度神奈川県高等学校野球秋季県大会:東海大相模3- 2川和>◇14日◇3回戦◇サーティーフォー相模原球場

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 夏甲子園ベスト8の東海大相模は公立進学校・川和の前に大苦戦した。

 東海大相模を追い込んだ川和の143キロ左腕・濱岡 蒼太投手(2年)が好投を演じ、7回まで1失点の好投だった。味方も極端なシフトでヒット性の打球を封じていた。しかし8回裏に同点に追いつかれ、9回裏、二死一塁から右中間を破る長打を打たれ、サヨナラ負けとなった。大金星まであと一歩。濱岡の評価が高まった試合になったが、試合後の濱岡は「勝たなければ自信はつかないです。夏も桐光学園(1対5)に負けてしまい、いい試合ではなく勝たないと意味がないんです。この試合に限っていえば、9回裏に二死からデッドボールを出した。あれがだめでした」と悔やんだ。

 6回から投げあった東海大相模のエース・福田拓翔投手(2年)の投球に刺激を受けた。

「僕の時は抜いていたかもしれませんが、それでもストレートの質が違いすぎました。今の僕はいろんな引き出しを使って抑えていますが、もっと圧倒できる投球をしていきたいです」

 春までの目標を語った。来年、川和旋風を巻き起こすキーマンとなるだろう。