【ドラ1候補】宗山塁に1日密着!嫉妬するほど守備が上手いと思った選手とは?

今年の全日本大学野球選手権で4強入りした天理大など強豪ひしめく阪神大学リーグ。その中で昨年12月、今年6月の侍ジャパン大学代表候補合宿に召集されているのが、大阪産業大の小出望那(3年=大産大付)だ。強肩強打の捕手で、リーグ戦ではこれまでに通算4本塁打を放っている。

4番捕手で出場したこの日は1点を追う3回裏、一死満塁のチャンスで打席が回ると、フルカウントからレフト後方に犠飛を放ち、同点とした。

しかし、残りの打席は凡退に終わり、4打数無安打1打点。チームも9回表に3点差を追いつかれ、引き分けに終わった。

今季から主将を務めている小出は「(前節の)甲南大戦も勝てる試合を勝ち切れていない。(課題は)最後の集中力に尽きると思います」と肩を落とした。前節の甲南大戦では連敗を喫しており、ここまで3試合で2敗1分けと苦しい戦いが続いている。大阪産業大が上昇するためには小出の攻守に渡る活躍が欠かせない。

2度の代表候補合宿は「レベルが高いメンバーとやらせてもらって、刺激になりました」と語り、同学年で捕手の明治大・小島大河(3年=東海大相模)をライバルに挙げている。卒業後は「プロを目指して頑張っています」と話しており、今後が楽しみな選手だ。